Release>
配布物に入れるものと、入れないもの
aims-ver1.90a/packer/how to build.txt に説明が書かれています。
(1)
とりあえず適当に“新しいフォルダー”を1個作ります。
(※この中にファイルを入れていき、最後に圧縮します)
(2)
この新しいフォルダーの中には、次のフォルダー、
aims-ver1.90a\packer
に入っている、
・complua.bat (説明書になかったので追記)
・dscc.exe
・init.bat
・LLZSS.exe
・LPACK.exe
・luac.exe (説明書になかったので追記)
・make.bat
という7つのファイルをコピーしていれます。
(※つまり、packerフォルダーの中身を全部コピーして入れてから「how to build.txt」を取り除きます)
(2b)ver1.90aの場合。
・make.bat をテキストエディターで開く。(.batを.txtに直すとテキストエディターで開ける。編集したら.batに戻す)
3行目の
call complua.bat
を削除する。
(3)
init.bat をダブルクリックします。
次の4つのフォルダーが作られます。
・src
・src_nocomp
・msrc
・lz
(4)
作られたフォルダーに、ファイルをコピーして入れます。
もの | 説明 |
---|---|
新しいフォルダーの中身 | |
msrc | BGMを放りこむ。 ただし、効果音は src へ。 |
src_nocomp | 圧縮してはいけないものを放り込む。ムービーなど。 |
src | 上記にあてはまらない、ゲームで使うファイルを丸ごと入れる。スクリプトも含める。 ただし、次の5つは入れない。 AIMS_dev.exe、 aims.lua(アプリケーション・コンフィグ)、 AIMS_dev.sav、 debug.html、 user.cfg |
lz | ほっとく。 |
フォルダ構造はEXEファイルからの相対パスを保ったまま入れます。
※AIMSとは関係ない .lua ファイルを入れる場合
JSON.luaなど、prequire(...)しないファイルはパックしません。
最後に外出しファイルのまま .exe ファイルと一緒に配布します。
仮に、
aims.exe
foo.lua
gfx\bar.png
というファイルがあった場合、srcフォルダの中にも
foo.lua
gfx\bar.png
というようにファイルを置くことが必要です。
(5)
aims.lua(アプリケーションコンフィグファイル)を、
make.batと同じフォルダに置きます。
※AIMS_dev.exeなどは、配布するゲームファイルとしての名前にリネームしておきましょう。
(6)
「コマンドプロンプト」を起動します。参照→「初めてのコマンドプロンプト」
起動のし方。(どちらも同じ)
◆「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」
◆「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→「cmd 」と入力(cmd.exeの起動)→エンター
(7)
とりあえず、コマンドプロンプトで“新しいフォルダー”に移動したいので次のようにします。
(1)ワークフォルダーの中の init.bat を右クリックしてプロパティーを開く。
(2)「場所:」をマウスで左から右へドラッグして、全部選択してコピー。
(3)コマンドプロンプト画面に戻って、「cd 」と入れる。cdの後ろには半角スペースが1個入る。
(4)右クリックして、「貼り付け(P)」を選ぶ。
このとき、画面上には
「C:\Users\Muzudho>cd C:\Users\Muzudho\Desktop\新しいフォルダー」
といったように入っているはず。(自分が作った“新しいフォルダー”を指しているはず)
(5)キーボードのEnterキーを押す。
このあと、画面上には
「C:\Users\Muzudho\Desktop\新しいフォルダー>」
といったように表示されているはず。これで移動できた。
(8)
コマンドプロンプトで、下記のようにコマンドを打ちます。
make 「アプリケーションコンフィグファイルの【名前部分だけ】」
アプリケーションコンフィグがfoo.luaなら
make foo
と打って、Enterキーを押します。
(9)
正常に処理が終わると、上記の例でいけば
・foo.p
・foo.mus
・foo.cfg
が作られます。
コマンドプロンプトでの作業が終わったようなら。
「exit」と入力すれば、コマンドプロンプトは閉じます。
もの | 説明 |
---|---|
新しいフォルダーの中身 | |
foo.p | 各種データファイル群のパック |
foo.mus | 音楽ファイルのパック |
foo.cfg | 圧縮したアプリケーションコンフィグ |
(10)
適当に“新しいフォルダー2”を作り、
・foo.p
・foo.mus
・foo.cfg
を移動させます。
(11)
今作った“新しいフォルダー2”に、
AIMSの bin/フォルダーから AIMS.exeを持ってきます。
AIMS.exeをアプリケーションコンフィグと同じファイル名にリネームします。
foo.cfgならfoo.exeにします。
あとはfoo.exeをダブルクリックすれば、アプリケーションが動きます。
トラブルシューティング
(ver1.90a)
Aims_dev.exeをダブルクリックしたときに、
Script Error at loading script: boot.lua: cannot load incompatible bytecode
とダイアログボックスが出るとき。
D.N.A.@例大祭し28a @dnasoftwares | AIMS1.90以降で完成版ビルドを行う際の手順にバグというかミスがありました。LuaJITが2.0.0になってluacが使えなくなっておりまして、ビルドしてゲームを起動するとエラー落ちしていました #GE_AIMS |
D.N.A.@例大祭し28a @dnasoftwares | 取り急ぎの対処としてpacker/make.batの3行目「call complua.bat」の行を消してください。LuaJITになって既存のバイトコードコンパイル(luac)が使えないのを失念していました。代替手段があるかどうかは今後調べます。 #GE_AIMS |
readme.txtには、何を書けばいいの?
もの | 説明 |
---|---|
とりあえず必要そうなもの | |
この作品・製品の名前 | 作品タイトル・製品名。 |
バージョン番号 | 数字。無さそうでも最初は 1.0 とか書いておく。 |
頒布を開始した年月日 | 年月日。配布するだろう日か、配布サイトに登録した日。 |
著作者・製作者名 | 名前。 |
次に内容説明 | |
これは何か | ゲーム(当て物)とか、遠い説明から書いていく。 |
動作環境 | PCスペック。必須スペックとか、推奨スペック。書けるとかっこいい。 |
フォルダの内容 | 開けて欲しいフォルダーがあれば書く。 |
起動方法 | 最初にどの.exeをダブルクリックすればいいのか書く。 |
インストール・アンインストール | アンインストールの方法は気になる。フォルダーを削除するだけでいいのかとか。 |
- 最終更新:2013-11-10 18:21:28